“ プロポリスのなかのプロポリス ”、本物のプロポリスと呼べるプロポリスがつくられる第一の条件は、
グローブス、シトリオドラ、サグリナといった
ユーカリから採れた原塊(げんかい)が原材料と
して使われることです。
本物のプロポリスの第二の条件は、
どんな抽出法がとられるかになります。
ミツバチの巣から削り取った、ユーカリ系プロポリスの原塊は黒っぽく、いくぶん緑がかった茶褐色をしていて、特有の香りがします。
現在、市販されているプロポリスは液体、粒、顆粒、カプセルなどの形態があります。
そのほかに、ハチミツを混ぜた商品や、プロポリス入りのキャンディ、クリーム、入浴剤などもあります。
これらはすべて原塊を抽出したエキスをベースにしてつくられています。
プロポリスエキスを抽出する方法には、次の方法があります。 |
| ● アルコール抽出法 |
| ● 水抽出法 |
| ● ミセル化抽出法 |
| ● アルコールと水の二段階抽出法 |
| ● 超臨界抽出法 |
アルコール抽出法では、プロポリスの原塊をアルコールに浸して、二週間から一ヶ月ほど、ゆっくりと攪拌して成分を抽出します。
アルコールだけでは抽出しきれない2〜3%の成分を抽出するために、水による抽出の工程を加えるのが、二段階抽出法です。
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とくにアルコール抽出法と二段階抽出法のプロポリスは、原塊の成分が十分に抽出されているようです。
原塊は樹脂成分やミツロウが多く含まれているため、水抽出法では成分が完璧に得られません。
ミセル化抽出法とは、いったんアルコール抽出したプロポリス液から、アルコールを蒸散させた固形分を、界面活性剤を用いて、グリセリンに溶解させたものです。
超臨界抽出法とは、無酸素状態でアルコールの代わりに液化二酸化炭素を使って抽出するものです。
強い水蒸気をあてて熱で溶かす方法などもあります。
どの方法も、それぞれの利点と思惑があると思われます。
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プロポリスの成分は水に溶けにくいため、古くからアルコールに溶かし、それをそのまま飲用してきました。
アルコール抽出法に用いるアルコール液は、一般に70%のアルコール濃度ですが、抽出後一年以上ねかせた場合は、アルコールは自然に蒸発し、40〜50%の濃度に下がってきます。
さらに飲用するさいには、水や白湯(さゆ)で薄めるため、アルコールの濃度は通常1%以下になります。
100ml の水にプロポリス 1スポイト(約1ml)を入れると、0.5%程度の度数という計算になります。
これについては、国税庁から明確な見解が示されていて、
「 アルコール飲料ではない 」
との結論がでています。

現在の主流は、アルコール抽出法です。
なぜ主流になっているかというと、アルコールがプロポリスの持つ成分をもっとも高率に溶出させるからです。
アルコールにプロポリス原塊を漬ければ、アルコールに溶けるような脂質成分と、水に親和性のある成分がともに溶け出してきます。
もちろん、使われるアルコールが品質の良いものであることはいうまでもありません。
ある薬科大学の研究では、プロポリスの必要とする成分のうち97〜98%はアルコールで抽出されるということです。
ただ、アルコール抽出だけでは2〜3%は残ってしまいます。その2〜3%の成分をあえて引き出すために加えられている工程が水抽出で、これを二段階抽出法といいます。
いずれにしても、ベースになっているのはアルコール抽出です。
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