生かされている


私たち大人は、死んだら生き返らないということを、無感情な一般常識として身につけてしまっているように感じます。子供のとき、死んだら自分はどうなるのだろうかと思い、怖くて、怖くて、最後は忘れよう忘れようとしたことはないですか。子どもが、「死ぬのが怖い」とあなたをみつめるとき、何を示しますか。

死は必ずあることと共に、生かされているとの心を大切にしてほしいと思います。いのちをみつめるとき、生かされていると感じることがたくさんあります。

人間の寿命は、誰が決めるのでしょうか・・・。罪のない子どもが小児がんを発病し、天国にいきます。がんが治らなければ人は死にます。がんが治っても人は死にます。がんにならなくても人は死にます。人は必ず死ぬ、でも今、生きている。生かされているとしか思えません。

生かされているとの実感が、普通に暮らすことへの感謝の心、自分は何のために生きているのかとの自律の心を育んでくれるのではないでしょうか。

生かされていると感じる種を、子どもの心に蒔いてください。それは手を合わすことの意味を示し、普通の生活の中で実践することです。食事のときに「いただきます・ごちそうさま」をします。その意味は、肉・魚・野菜のいのちをいただき自分のいのちをつなぎます。その食事と作ってくれた人がいます。いただくいのちと人に感謝し、手を合わせるのです。

人間がして動物がしない行為が二つあるそうです。祈ることと自殺することです。手を合わすことは、人間の自然な営みです。初詣、お墓参り、食事・・・。普通の生活の中で、手を合わす意味を子どもに示し教えてください。

 

 

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日時:2009年3月16日 08:35

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