肺がん治療


肺がんは、1年間に約6万6000人の患者が亡くなり、日本人のがんで最も死亡者数が多く、治療の難しいがんの代表です。

がんが肺にとどまり、リンパ節などへの転移がない早期なら、手術で根治が期待できます。リンパ節への転移があるやや進んだがんでも手術を行う場合がありますが、再発を招きやすいです。

患者全体の4割に手術が行われ、そのうち半数では手術後にがんが再発していると見られます。こうした再発や、がんが広がった状態で見つかり手術できない場合には、抗がん剤などによる延命や症状緩和を目的とした治療が行われます。

肺がん手術では、実施件数が多い施設ほど治療成績が良いと聞きます。手術実績は、病院選びの良い指標となるでしょう。

胸を開く通常の手術法以外に、体に小さな穴を数か所開け、挿入した小型カメラの画像を見ながら手術器具を差し入れて行う胸腔鏡(きょうくうきょう)手術が普及しています。

胸腔鏡手術は、傷が小さいため手術後の痛みが少ないのが特長です。ただし開胸手術も従来に比べれば小さな傷口で行っており、入院期間や半年後の痛みに大差はないということです。

手術に代わり、がんに放射線をピンポイントで集中照射して治療効果を高める「定位放射線治療」も、一部の施設で行われています。直径5センチ以下で転移のないがんが対象で、保険で治療できます。

 

 

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日時:2009年3月11日 10:37

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