子供の意見を聞きましょう
言葉や行動の奥には子どもの本当の思いがあるのです。
子どもの意見をきくことは、子どもの言いなりになることではない
子どもの意見を聞くということを「子どもの意見に従う、言いなりになる」ことのように受け取る人がいます。子どもの意見を聞くことは、子どももいろんなことを感じている、考えているのだ、と親が気づくきっかけになると考えてください。子どもの言葉を聞くと共に、言外にある子どもの気持ちをくみとり尊重することが大切です。
子どもは自分の思いを整理して、話したり行動したりしているわけではありません。だから、親としては子どもの言葉のはしばしや行動から、その背景にある思いを理解しようとする姿勢が求められます。なぜそんなことを言うのか、そんな行動をするのか。理由がすぐにはわからないことも多いと思います。そんなとき、親は「こういうことかな」と推測する余裕を持ちたいものです。子どもの深いところにある気持ちに近づく努力をし、思いやる姿勢が重要なのです。
子どもの気持ちを察して、それに応える行動を
子どもの言葉や行動からその思いを推し量ったら、親はその気持ちに寄り添ってみることが大切です。「あなたの気持ちはわかる」ということを伝えるのも重要。その上で、「私はこうした方がいいと思うわ。なぜなら・・・」と親の意見を伝えます。そのコミュニケーションの中で、子どもは自分の気持ちを表現できるし、親の思いも知ることができます。
これは叱るときも同じです。例えば、子どもが小さい弟や妹をたたくという行動があっても、単に叱るのではなく、「どうしてそんなことをしたのだろう」と考える余裕を持っているならば、「親をとられたような思いがして、寂しかったのだろう」などと気持ちをくんであげることができます。そんなときには、抱きしめてあげてもいいし、「○○ちゃん、大好きだよ」と伝えてもいい。
子どもは敏感なので、親がどう思っているかをよく感じ取ります。親が自分を大事にしてくれていることを子どもがきちんと感じ取れれば、「してはいけない」という親の意見も受け入れられるようになります。
親もしっかり考えることが大切
子どもの意見を聞くという行動は、親子ともども「自分で」考える力をつけていくということでもあります。「自分はこう思う」というやりとりが互いにできた上で、一緒に考えることを通して子どもも親も共に育っていけるのではないでしょうか。
子どもがこうしたいと言ったら、その通りにしなければいけないと思い悩んでしまうのは、親自身が子育ての中で、はっきりとした判断基準を持てていないためではないかと思います。叱るのも、それをやめさせたいという判断基準があってのこと。どういう人間にそだてたいかを、たえず、しっかり考えることが大切だと思います。
子どもに意見を聞いて、それに合わせるのではなく、親も自分の気持ちや意見を必ず伝える。そうする中で、相互に理解し合うと共に、親としても子どもと共に成長していけるのです。
やりとりの中で、柔軟性をつちかう
子どもの意見に対して、親が常に一貫性のある判断をすることは難しいものです。親も人間ですから、その時々で子どもへの対応が変わることがあります。日々の子育てには、判断基準を持つことに加え、柔軟性もまた大切です。子どもとのやりとりの中で、子どもの主張がもっともだと思えることもあるでしょう。「なるほど、それなら今度からこういうふうにしようか・・・」と提案してみてもよいかもしれません。
子どもの気持ちや考えを聞きながら、柔軟性をつちかっていきたいものです。
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 子供の意見を聞きましょう
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.propolis-ya.com/mtos/mt-tb.cgi/240

コメントする