いつも忙しく飛び回っているミツバチの生活を考えてみましょう。
蜜を集めてきた働き蜂は当然、外界のほこりやバクテリアやウイルスなどを体につけて帰ってくるはずです。
そして巣にたくさんある小さな穴を出入りしているので、ふつうだったら巣の中は汚れてしまうはずですね。
ところが、そうではありません。どうしてでしょうか?
じつは、無数にあるその小さな出入り口の内側の壁にも、プロポリスがべっとりと塗り込まれています。
働き蜂たちは、その壁に自分の体をこすりつけながら入っていきます。
こうして、大昔から蜂の巣は滅菌室を保ってきたのですが、その大役を務めていたのがプロポリスだったのです。
ときには巣内に迷い込んだ昆虫などの死骸で、巣外に運び出せない大きなものは、すっかりプロポリスで包み込まれて、完全にミイラ化され、巣内の汚染が防がれています。
バイオリンの名器ストラディバリウスのニスにプロポリスが混ぜられているというのも同じ目的でしょう。

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